単純な戦争が喝采される

まあ、そうは書いたが、何もガンジーのような非暴力抵抗から一歩も踏み出すべきではないというつもりはない。いや、「平和教育は間違いだった」なんて生意気をいう子どもには、ガンジーの伝記でも読めと勧めたいが。それでも、正直いってガンジーより例えば…

平和教育は間違っていた

先日、新聞の投書欄に、子どもの声が載っていた。 これまで、学校でも家でも、大人たちから、「戦争は絶対ダメ、とにかく平和が一番」、と教えられてきた。でも、そんな平和主義教育は間違いだった。ウクライナの人々は戦っている。世界がウクライナの「戦争…

侵略、占領、併合

侵略戦争は悪い(間違った)戦争で、祖国防衛戦争は良い(正しい)戦争であるというのは、まあ、その通りである。実際には、どんな戦争でも、双方が共に、相手がこちらの国家生命を脅かす侵略者で、こちらは自存自衛の防衛聖戦だと主張するので分かりにくい…

戦争が正しいと全てが正しい

たまたま、『むかし原発いま炭鉱』と『暁の宇品』という本を読んだ。前者は2012年熊谷博子氏の本で「炭都「三池」から日本を掘る」という副題がついており、後者は昨2021年堀川惠子氏の本で「陸軍船舶司令官たちのヒロシマ」という副題がついている。どちら…

戦争を

呑気なこともいってられない。予想通りの大型汚職はともかくとして、オリンピック競技そのものは去年で終わったと思っていたが、気付けば、世界がまるごと常時オリンピック状態になっているらしい。それぞれ自国チーム意識が高まり、とにかく負けるなとか取…

秋風ぞ

ブログに軒を借りている大家から、「忘れていませんか」とメールがあった。 そういえば二ヵ月ほどここに来ていなかった。 何度目かのコロナの波は一応収まりつつあるとはいえ、次の波がまた来るのであろう秋。 統一教会勝共連合を引き込んだ元凶一家の3代目…

政府広報以下の記者クラブ

8月2日、定例会見の質疑応答も終えて退出した自民党の茂木敏充幹事長が、記者たちが散り始めた会見場に再び戻って来たという。(Yahooニュース、8/4(木) 22:11) で、茂木氏は、「『聞かれるって思ってたけど誰からも質問がなかったので……』として、再び会見…

暴力はいけない

しかし「言論」は、「暴力はいかん」などと、説教口調で威張っている場合じゃないだろう。 かつてあれほど世間を騒がせた(旧)統一教会による社会問題は、「空白の30年」といわれるほど、「言論」世界から消えていた。やはり「忖度」が効いていたのか、「言…

暴力はいけない(2)

しかし、まだ、ひろゆき氏は間違っていた、ということになる可能性が、僅かでも残っているかもしれない。評論家諸氏は、自分たちの発言がただの口先だけのものではないということを、実証するかもしれない。「言論の力が暴力に勝る」ということを実証しなけ…

暴力はいけない

ひろゆき氏が、こんなようなことをいっている。「言論で言うべきであって暴力はよくないよね」というような、当たり前のきれいごとをいいたければ言ってもいいが、でも、言ってもしょうがないと思う。与党の人が「野党の言うことは一切聞きません」と演説で…

「国を守れ」という呪文

「国を守れ」と為政者がいうと、「国を守るため」に戦争が始まり、殺したり殺されたりする。他国に軍事侵攻するのも、他国の基地を先制攻撃するのも、「国を守るため」である。 他国の侵入軍と戦うのも、他国の先制攻撃より早く先・先制攻撃するのも、「国を…

侵攻し併合する

余りにも一方的な報道ながら、ウクライナでの出来事は、「軍事侵攻による併合」という枠で整理されつつあるようだ。 同じ時期に、「復帰50年」ということばが行き交った。「軍事侵攻」を受けて遂に「併合」された王国のことである。 既成事実化した「併合…

戦争は国民の命を守らない

戦争を始めるのは簡単だが終わらせるのは極めて難しい、と言ったのは誰だったか知らないが、ウクライナの戦争はまだ終わらない。世の中、圧倒的に、煽ったりけしかけたりする声ばかりである。 殺し殺されて何を求め、何を守るのか。例えば、戦争は国民の命を…

弱者を叩いて効果を実感

先日の新聞で、こんな記事を読んだ。 ちょっと古い話だが、有名なテレビドラマで、主人公と相棒とが、街頭で非正規雇用者のデモに遭遇するのだが、それが実にヒステリックで迷惑な連中で、たまらず相棒が怒鳴りつける、というシーンがあったらしい。 脚本は…

難民ではない避難民

さすが、追及逃れの「言い換え」で鳴らした日本の政府官僚は、今回も頭がいい。「難民」ではなく、特定活動の「避難民」だと。 避難民には至れり尽くせりに至れりを重ね、難民にはこれまで通り拒絶を通す魂胆。いや、分かっていたが。

手のひらを返す

ウクライナ難民に対しては、至れり尽くせりである。大臣が連れて帰る、住居を用意する、生活を支援する、働き口の世話をする。・・・戦火に追われる人々を温かく受け入れることは、もちろんとてもいいことである。 いま、世界には、数千万人の難民がいる。最…

意識したことはございません

週刊誌の広告によれば、「愛子天皇待望」の声が高くなっているとのことである。もちろん政府が、数年のうちに悠仁氏から乗り換えることはありえないだろうが、それにしても、共に、気の毒にも因果な家に生まれてしまったものである。 先日、愛子氏の記者会見…

戦争はどうして起こるか

戦争が起こっている。 イラクに軍事侵攻して戦争を起こしたのはアメリカだったが、今回、ウクライナに侵攻して戦争を起こしたのはロシアである。ただ、前回はフセインが悪役とされたが、今回はプーチン率いるロシアがまごうかたなき悪役とされ、ゼレンスキー…

2 反対デモに参加すると語る宇宙人に出会った話

(承前横道)日当をもらって五輪反対デモに参加したとかするとか言ったらしい男の話は、NHKが謝る事態になったようだ。発言の裏をとるどころか発言を勝手に歪めて文字放映してしまう「ドキュメンタリ」には呆れる他ないが、最近のNHKは、あるいはテレビは…

反対者への誹謗など 1

脚本家の太田愛氏が、元日の「相棒」ドラマについて書いていることに、全面的に納得し同意する。 非正規ゆえに不合理な待遇格差を押し付けられ、大変な勇気と労力と時間を割いて、ようやく声を上げて訴訟を起こした駅売店の店員女性たちがいる。「そのような…

2021年のリベラル

残り1日。国内的には、酷い状況にもかかわらず、コロナ禍の下で、人々が結局現状維持を選んだ年だったということにでもなろうか。 衆院選に敗北した立憲民主党新執行部は、共産党との連携を考え直したり、政権批判を控えて「政策提言」をアピールしたりする…

国民総意の非人差別

秋篠宮家長女へのバッシングの中に、「神の子孫だとかいって税金使いやがって」というような物言いが、やはりあったようだ。もはや個人ではなく、天皇制への攻撃である。生まれながらに基本的人権を認められない「非人」への国民総意の差別。

「ふさわしい」結婚

秋篠宮家の長女は何とか結婚できたが、週刊誌に火をつけられ執拗に続いてきた攻撃はやむのかどうか。しかし、どんなヘイトスピーチの類にも、その背後には、彼らを正当化する<権威>がいる。 例えば保阪正康氏はいう。「皇室の人たち」には、「世間一般と同…

気候変動と資本主義 

太田サトルという人が、先日、雑誌にこんなことを書いていました。「売れてるよね。でもアレって打ち込みでしょ、ロックじゃないじゃん。~」・・・シニア世代のロックファンの皆さま、ついつい若者にこんなこと、してませんでしょうか。これらは、もしかし…

日本人は、好きだから

「日本人は戦争が好きだから、事前にゴタゴタ理屈をならべるが、火蓋を切ってしまえば、アトについてくる」、と、旧陸軍軍務局長小磯少将は豪語したとのこと(半藤一利『B面昭和史』)。実際にまた、雪崩を打ってそうなっっていったのでした。 同様に、全軍…

どちらも同じ

(いつものくせで、面倒になってきましたが、まあ、もう少しだけ) ここで左に曲がっても次で曲がっても会社に戻るのは<同じ>なら、ロバでも自由気軽に選べますが、突然右に曲がって職場に戻らないというのは、既定の状況全体を覆して自分を解放する(自分…

「アスリートに罪は」

五輪強行への批判的な言説は、開会以後も収まりませんが、多くの場合、「アスリートに罪はないが」という常套句が入っています。炎上対策に入れただけという人もいるかもしれませんが、たいていの場合は、本気でそう思って書いているようです。森、橋本、山…

逆に曲がる自由

では、逆に、右に曲がるのはどうでしょうか。 無意識に右折: といっても、「気が付くと右に曲がっていた。何やってんの、私。笑って引き返した。」・・・というようなケースは何でもありませんから除外です。 無意識に右折: 「気が付けば右に曲がっていた…

曲がる自由2

では、無意識にではなく意識して左折した、という場合はどうでしょうか。曲がり角の少し手前で、前からスマホ片手の高校生の自転車が来ることに気が付いたので、避けるために曲がった、とか。最近ここで曲がってなかったが、もしかして新しい店でもできてる…

承前、曲がる自由

それはそれとしてなどといっていられない世の中ですがそれはそれとして、ある日、行きつけの店でランチをとった後、本屋で雑誌を立ち読みしてから、社に戻ろうとしていたとします。そのコースだと普通は花屋の角で左折するのですが、どういうわけかその日は…