コイズミ改悪

 更新しないまま1週間ほど過ぎました。
 気温がぐっと下がり、大国アメリカや中国で大騒ぎが起き・・・小国でも首相が代わり大臣が辞めました。昨今、政治家というのは最も世襲しやすい職業でしかないので、大したニュースにもなりませんが。
 自民党をぶっ壊す、と小泉首相は叫んでいたが、ぶっ壊したのは自民党ではなく、日本社会です。市場原理主義を持ち込み、弱肉強食の社会にしてしまった。年金を壊し、医療を壊し、雇用をぶっ壊した。〜これからさらに小泉政治への批判が強まるのは確実だった。本人はそれを察知し、バッシングされる前に、ここが潮時と、サッサと逃げ出したのが真相でしょう」金子勝氏)。実は「サッサと世襲した」わけですが。
 それにしても、マスコミや、マスコミで我が物顔に発言していた人々(大半は今もいますが)は、「ぶっ壊し」がそんなものだという程度のことすら分かっていなかったか、分かっていながら持ち上げて来たのでした。
 いくら若い頃レイプ事件をもみ消してもらったような世襲政治家でも、一人で「日本社会」を「ぶっ壊す」ことはできません。画面や紙上で、コイズミ改悪を「改悪」といわずに「改革」といって煽って来た責任・・・いやいや、ンなもの感じているわけがないですね。いまたに「改革派」なんて書いてるのですから。