2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「ねえ。昨日の話だけど。森永さんが、何いってるわけ?」 「ああ、だから、喫煙によって国民医療費が増えるといわれている問題だよ。」 「でしょ。喫煙者は肺がんなどになる率が高く、それだけ医療費がかかる。その分、保険で国が負担する分が増えて、税金…
日本の煙草は比較的安いのだそうで、この際税率を上げて、一挙に一箱1000円位にしたらどうか、という動きがあるようです。未成年の喫煙予防などいくつかの理由があるのでしょうが、税収増というのもひとつの狙いになっているようです。 森永卓郎という人がい…
もう書きたくはないのですが、先日のことがあったので、ちょっと目をとめたところ・・・・ 例えばある日(24日、龍)のコラムでは、秋葉原事件が取り上げられ、「〜日本自動車産業の現場派遣労働者としての過酷な経験がこの事件のきっかけとなっていたことに…
すっきりしない読後感ということですが。 例えば、先のコラムは、「ひとえに」「企業」が元凶だと書いていますが、これはちょっと、人ごとのような書き方ではないでしょうか。署名者個人がどうだったのかは別として、あの頃、新聞をはじめとするマスコミは、…
新聞で一番見ない株価欄ですが、先日(20日朝日)ふと、経済コラムの、「貧困再生産」という見出しが目にとまりました。(<安曇野>というペンネームですが、経済記者が書いているのでしょう。違っていたらすみません。) 読んでみると、特に問題ないことを…
ドロンジョを追って中国らしい国に来ているヤッターマンが、出会った少年に連れられて行くと、そこはダンボールで何でも作ってしまう工房です。見事な出来映えに驚くヤッターマンに、少年は、「レプリカといってよね」と自慢しますが、ヤッターマンはお説教…
帰ったのが、今、あと僅かで今日も終わりです。というわけで、写真だけ。 遠慮しながら携帯で撮したものですし、大きくするのも何ですので読みにくいですが、見かけた看板が面白かったので。 「お願い」という見出しで、「見つけ次第」と脅かされます(^_^;)…
あいりん地区で連日続いた、労働者たちの西成警察署への抗議行動のニュースには、「暴動」という見出しがつけられ、選ばれた粗暴な行動の映像が繰り返し放映されていましたが、18日に、労働者を支援していた釜ケ崎地域合同労働組合の委員長が同署に逮捕され…
昨日の記事に至るまで、前書きをだらだらと長く続けてしまったので、今日は短く。といっても、いわしがあまりにもきれいだった(写真)というだけのことですが、梅雨鰯ということばもあるようで。 ちょっとおまけ・・・・・「いわし」の語源説は、「弱し」と…
気の短い方に誤解されないように、念のため、殺されたり傷つけられたりした人々にはそれぞれかけがえのない歴史があり、もちろん殺人傷害は許されるべきことではないと、蛇足的前置きをつけた上で、以下は、毎日新聞6月16日配信記事(井上英介まとめ)(→href…
毎日更新ということで適当に書いているため、脱線続きで本筋が見えなくなってしまったようですが,が、あと数分で日付がかわります。取り急ぎ・・・ 昨日の末尾に、こう書きました。・・・・・ クラークが呼びかけたエリート青年たちには、どう転んでも、それ…
今日は本筋が短いので、もうひとつ横道のおまけに、医者の例でも前に付けましょうか。 維新後の制度改革は、各分野の人材についても再編をしてゆかねばなりません。旧役人を新官僚にしたり、旧武士を新軍人にしたりなどなど・・・・それぞれの分野で、実にや…
さて、「少年よ、大志を抱け」という有名なことばは、「(平凡な人生に満足しないで)大志を抱け」、といったようなイメージだと・・・私たち凡人は考えます。けれども実は、札幌農学校というのは超エリート学校であり、「平凡」といっても、庶民の平凡とは…
誤解されたかもしれないので、ちょっと補足を。 「大草原の小さな家」というのは、お茶の間に好評で、たしか何度も再放送されましたし、ファンもいると思います。ということで、「見ないで書かないでください。「インディアン」はちゃんと出ています」、と反…
ちょっと横道・・・ ちなみに、「開拓」とは、「ひらく/ひろげる」ことですが、原野を開墾し我が地としてそこに住み着くことを意味します。開拓者たち拓殖者たちは、大いなる志をもって原野に立ち向かいそこを我が地とするわけですが、彼らの志、彼らのフロ…
「少年よ、大志を抱け」 この言葉は、長い間、若い人たちを励ましてきました。アンビシャス(ambitious)などという難しい単語も、この文ゆえに知っている人が多いでしょう。ただし、クラークが「Boys」と呼びかけたのは、ご承知のように、「青年」というべ…
昨夜故あって眠れず、さらに今日誘われて公園を歩いたので疲れました。というわけで、今日は、途中で撮った写真だけでお茶を濁させて頂きます。ただし、私のPHSの低機能カメラなので、お見せするような写真ではないのですが。 蒲公英や未だとぶべき日にあらず
私たちの国は、年間何万人という人が殺されるような、内乱の国ではありません。年間何万人という人が餓死するような、最貧の国でもありません。平均寿命が世界最高水準、何と結構な国ではありませんか。 でも、どういうわけか、私たちの国では、年間何万人と…
先日、かなり大きな市の職員に聞いたのですが、今年から、海外出張する際には格安チケット以外は使用禁止となり、市長もエコノミークラスに乗ることになったということです。 それはそれで結構な昨今の風潮ですが、もちろん一方、飛行機に乗るときは当然いつ…
あの日、ニュースを見ました。 惨劇のあった交差点を望む歩道に人垣ができていて、その人々が競って携帯カメラの手を差し上げている姿が映っていました。 彼らが遠巻きに撮していたのは、点々と倒れた被害者に身を寄せて必死に救援活動をしている人々の輪で…
もちろん昔から一発ギャグとか一発芸とかはあったわけですが、最近は話芸や掛け合いを「愉しむ」というのではなく、とにかく「笑う」ことばかりが求められ、それも、1分間で何回笑うか何人笑うかなんて類の競争で、芸人さんも大変なことです。が中には、「…
これです!! 写真を撮るのはもちろん、じろじろ見るのも申し訳なく、横を通りながらちらと見た記憶だけですので細部は違っているでしょうが、ドアがあり、机と椅子がありますので、狭いながらも、彼女にとっては立派な「職場」に違いありません。 梅雨とい…
一日中広い街中を歩き回る仕事もあれば、一日中狭い画面を見ながらする仕事もあります。でも、そういう場合でも、普通は、ときどき画面から目をはずして隣の同僚とことばを交わしたり、立ち上がって少しうろうろしたりする位の余裕はあるでしょう。 では、部…
桐野夏生氏のエッセイですが(『白蛇教異端審問』文春文庫)、時折、高校の同級生4人で集まるのだそうです。桐野氏の他は専業主婦。 〜彼女たちは台所を占領し、あっという間に宴会の準備を整えてしまった。持ち寄りがほとんどのご馳走は、テーブルを埋め尽…
立教大関連のサイト(ここ)で、香山リカ氏と酒井順子氏が短い対談をしています。 一時的かどうかは分かりませんが、最近女性の結婚率も出生率も、低下傾向が止まったということで、その話題なのですが、香山氏が 香山 〜 「結婚なんてしなくてもいいもん!…
(承前)長々と駄文を重ねてしまいましたが、実は、いままでのことは前振りで、最初に書こうと思ったのは、もっとずっと簡単なことでした。 というと、なんだと思われるでしょうが、実は裁判長にとっても、「心神喪失」とか「本来の人格」とかいった話は、い…
(柄にもなく毎日更新などやりかけたため、無駄に駄文を連ねるだけになってしまいました。とはいえ、乗りかかった船だけは致し方なし、承前) 人は誰しも、裏表のない単一人格でひたすら生きているというわけではありません。 もちろん私は、法律にも心理学…
(承前)殺害については、判決は自ら、それを「衝動的」なものだったと認めています。いわば「逆上し我を忘れて」殺してしまったといったことなのでしょう。一方しかし、遺体を切断して隠すという一連の行動の方は、「衝動的」なものではなく、それなりに慎…
(承前)刑事「責任を問えるかどうか」は、「心神喪失の状態にあったかどうか」にかかっているようですが、「心身の喪失」とは、「気を失って」いる状態ではありませんし、例えば躓いて転ぶような身体の「一時的な制御不能」状態でもありません。 さらにそれ…
(新聞記事だけを基にしているということを、改めて記しておきます。なお、例えば次のAB二つの記事が矛盾しているように、記事の正確さはあまり信用できませんので、この文もまたあまり信用しないで、軽く読んで頂ければ幸いです(^_^;)。) A)精神鑑定で…