2020-01-01から1年間の記事一覧

どうでもいい話

ほとんど政府のいいなりだった分科会さえGOTOの停止を再三訴えていたのに、それでも動かなかった政府ですが、ようやく年末年始だけ「一時」停止しました。周知のように、菅に決めた二階幹事長は、全国旅行業協会の会長で、巨額の献金を受けています。 医療崩…

何でも争い

小惑星探査機から小惑星の砂などが入ったカプセルが無事回収されたそうで、大きなニュースになっています。科学的にどれほどの意味があるのかは素人には分かりませんが、確かにすごい技術なのだろうということは素人にも想像できます。 それにしても、ニュー…

アメリカ

トランプはまだ諦めていないようですが、次期大統領はバイデンに決まったようです。それでも、あれほど多くの人々がトランプに投票したのでした。もちろん、棒読みだけで何も答えず強権をますます強めてゆく菅政権の支持率が高い理由も分からないのに、他国…

強いなら誰でも

手の届かないところで一旦決まると、たちまち70%を越える支持率。前にも増して独裁王でも別に構わないようで、なお50%を越えているらしい。 例えば、学術会議がどうなのかはいわないが、任命拒否については、いっていることが無茶苦茶である。しかし、無茶…

敗走記(おしまい)

嫌なことは見ないと書いたまま、ほんとにニュースを見ていなかったところ、半分予想はしていたが、それでも予想を越えたことが起こっていたらしく、昨日の新聞やネットニュースを引っ張り出した。 16日、日本学術会議の梶田隆章会長が首相と会談したが、会…

敗走記(4)

例の騒動は、半分予想通りの嫌な展開になっているようで、卑怯にも、嫌なことは見ていません。 「自由」には二通りあるようです。ひとつはスカラー(暇な人)の自由、つまりホームレスの自由です。もうひとつは権利としての自由ですが、これは、権利であるか…

敗走記(3)

例えば学問の自由といわれるものは、芸術表現の自由、信仰の自由などなどや、あるいは司法権の独立、ジャーナリズムの独立などと共に、経済活動の自由を基にして、権力支配への抵抗と戦いの歴史の中で記述されますが、しかし、「認めさせる」ことと「認めら…

敗走記(続)

結局しかし、俯瞰すれば、世の中が貧しくなってきた、ということなのでしょう。 テレビはほとんど見ていませんが、多分これからしばらくは、(任命拒否を行革推進にすり替えるという官僚の戦術に乗った)一部「テレビ識者」らの誘導で、政府よりも学術会議の…

敗走記

大昔の「王」は、理由を言いませんでした。理由を言えば理由に「従った」ことになるからです。理由を言わないことで、王は、自分が何物にも従わない絶対的な権力者だということを見せつけます。一方、理由を知らされない臣下は、また人民は、王の意図を「忖…

ますます貧しく、ますます豊かに

昨日の夕刊、一面トップに大きな活字が踊っていました。 GDP年27.8%減 戦後最悪 記事には、「マイナス幅は比較可能な1980年以降で最大で、事実上、戦後最悪の落ち込みだ」。「GDPの減少率は、~これまで最大だったリーマン・ショック直後の~年率17.8%減も…

積極的平和主義

戦没者追悼式。 天皇は今年も「深い反省」といったようですが、首相は式辞から「反省」はもちろん「歴史」という言葉さえも消し、代わりに「積極的平和主義」という言葉を入れたようです。 子どもに素直に聞いてみれば、「戦争ではない」のが「平和」で、「…

コロナには氷が効く

最近は首相より知事の方が有能だ、というのが街の常識になっていますが、どうやらそれは本当のようで、最近、またもや決定的な出来事がありました。 コロナを前に隠れっぱなしで、旅行に行けいや東京はだめだ帰省はするないやするがよいなどと、何をいってい…

不要不急

東京の一日感染者が過去最高になったという。政府や都のコメントや対応には呆れて何も言う気はないが、昼か夜かにかかわらず、自粛に耐えられずに外に出る人が増えたからでもあるだろう。 だが、世の中がこうなってくると、ものごとは簡単ではない。 今なお…

口だけマスク

公園にも少し人が戻りつつあるようだ。日曜の夕方、あまり人がいない道を選んで歩いてみたが、それでも時折、ジョギングの個人やカップルが通り過ぎる。 マスクをしていない人もいるが、している人の方が多い。マスクで走るのは苦しくないのだろうか。人の少…

育てられる

「もしかすると私は、ボーボワール『第二の性』のタイトルを誤解していたかもしれなくて、でも私だけなのかどうか、ちょっとした私的アンケートをとっています。どういう意味と思っていますか」。そういうメールがあり、「そういわれると不安になりますが、…

見たくないものを見る

断りきれずに、zoom会議なるものをしなければいけなくなった。会議ではなく打ち合わせということなので、余計に困る。大体、会議とか打ち合わせとかの席では、誰でも普通、資料を見ている。というより、資料を見ているというポーズさえとっていれば、心がど…

政治芸

「わが社は、その協会から350億円で事業の再委託を受け、再々委託事業者選定事業等の事業を約数10億で行って、残りは数社に事業委託しました。民間なので数字を含め細部は公開いたしませんが、そういうことであります」。「うちは7億円で再々々委託事業…

コロナで資産増

ドラッグストアにマスクも消毒液も並ぶようになり、不安ながらも出かける家族の姿も増えてきたようですが、職を失ったことで住居を失った人々もたくさんいます。それ以前からネットカフェが住居とか、デリヘル待機部屋が住居とか、だったような人々も。コロ…

グローバルスタンダード

有料になってから見ていない「きっこのブログ」ですが、「9月入学がグローバルスタンダードなんて大ウソ」という記事が紹介され、久々にきっこさんのタンカにすっきりしました。恥ずかしいことに、私も、日頃「グローバルスタンダードなんてアメリカンスタ…

黒川杯

「黒川杯」という麻雀会が開かれるらしいというニュースをみました。 イベント告知サイトをみてみると、確かに「黒川杯」がありました。 「法務省刑事局の公式見解によると、テンピン麻雀は問題ないらしいので「黒川基準」によるレート麻雀解禁を祝してテン…

隣人の消滅

コロナが、様々な面で、人々の生活をなぎ倒してゆきつつあります。倒産と失業が広がり、たとえいつかコロナが収束しても、もとに戻ることはできないでしょう。というか、戻れないまま倒れる人を踏みつけて、株価がもとに戻った、GDPが戻った、売上が戻った・…

差別する、ゆえに吾あり

(承前)10日ほど前に、末尾に(続)と入れたままになっていました。いつものことで、(続)がないままでもいいのですが、思い出したので、少しだけ。 上野先生が「マッサージ業と同じ」といったからかどうか知りませんが、 最近は「性の商品化」といったこ…

抜け目のない間抜け

私は、どんな物にも格別のこだわりはありませんが、万年筆でも細いのは嫌で、さすがに最近はボールペンですが、ある品名の1.0のものを常用にしています。ということで、近所の店に行ったのですが、入口すぐのところに、不織布マスクの箱が積んでありました。…

批判と寝技

予想通りというか何というか、岡村氏のような「善人」の場合は、批判者への反論があり、一方、蓮舫氏のような「悪人」では、その批判に反論されます。 先走り過ぎたので、一応再確認を。 日頃ネット世界でも「善人」とされているらしい岡村氏が、「この事態…

善い人が地獄で待つわけ

善人芸能人といえば、ナイナイ岡村もそうなのだろうか。少なくとも、他人をイジメて笑いをとるタイプではないようだ。NHKでは、5歳のチコちゃんと共に、大人から子供まで人気がある。芸能ニュースの定番である男女関係スキャンダルと無縁らしいことも、理由…

為政者が戦争を好きなわけ

昨今では、ニュース番組のMCをしていても違和感を持たれないのだから、「お笑い芸人」などという言葉も死語になっているのかもしれないが、かつては相方や弟子や共演者をイジメて笑いを取るのが定番だった。ちなみに、イジルとイジメるは同義である。 ところ…

読まない本のタイトル5

そういえば昨年の東大入学式祝辞は流石だったが、最近は上野先生の本で「学ぶ」ことを全くしていないので、読んでもいない本のタイトルや身の上相談記事などだけで物言いをしてしまい、誠に申し訳ないことである。先生ご自身がこんなものを読まれる気遣いは…

読まない本のタイトル4(上野千鶴子先生と田房永子氏)

政府は、国民の側に自粛をしろというだけで、マスクを2枚づつ郵送するという他には、自分たちがやるべきことは何もしない。とりわけ検査をしない。口先ではいろいろ言うが、実際には、とにかく検査を渋る。検査数を抑えることに賭けているとしか思えない。山…

読まない本のタイトル 3

さて、前2回は無駄な前置きで、もともとここからが本題である。 先日、「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」というタイトルの本が出た。著者は、上野千鶴子、田房永子の両氏であるが、タイトルからして、両者は対等ではない。 「マル…

読まない本のタイトル 2

オリンピック延期が公表されたとたんに、都内の感染者が連日急増し、都知事が感染爆発寸前と言い出した。巷では、「とたんにこれだもの」、と専らの噂である。五輪のために感染者数を抑える政治的作為があったのか、そうでないならウィルス様が自ら忖度して…