2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

強いなら誰でも

手の届かないところで一旦決まると、たちまち70%を越える支持率。前にも増して独裁王でも別に構わないようで、なお50%を越えているらしい。 例えば、学術会議がどうなのかはいわないが、任命拒否については、いっていることが無茶苦茶である。しかし、無茶…

敗走記(おしまい)

嫌なことは見ないと書いたまま、ほんとにニュースを見ていなかったところ、半分予想はしていたが、それでも予想を越えたことが起こっていたらしく、昨日の新聞やネットニュースを引っ張り出した。 16日、日本学術会議の梶田隆章会長が首相と会談したが、会…

敗走記(4)

例の騒動は、半分予想通りの嫌な展開になっているようで、卑怯にも、嫌なことは見ていません。 「自由」には二通りあるようです。ひとつはスカラー(暇な人)の自由、つまりホームレスの自由です。もうひとつは権利としての自由ですが、これは、権利であるか…

敗走記(3)

例えば学問の自由といわれるものは、芸術表現の自由、信仰の自由などなどや、あるいは司法権の独立、ジャーナリズムの独立などと共に、経済活動の自由を基にして、権力支配への抵抗と戦いの歴史の中で記述されますが、しかし、「認めさせる」ことと「認めら…

敗走記(続)

結局しかし、俯瞰すれば、世の中が貧しくなってきた、ということなのでしょう。 テレビはほとんど見ていませんが、多分これからしばらくは、(任命拒否を行革推進にすり替えるという官僚の戦術に乗った)一部「テレビ識者」らの誘導で、政府よりも学術会議の…

敗走記

大昔の「王」は、理由を言いませんでした。理由を言えば理由に「従った」ことになるからです。理由を言わないことで、王は、自分が何物にも従わない絶対的な権力者だということを見せつけます。一方、理由を知らされない臣下は、また人民は、王の意図を「忖…