2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 人を殺せば殺人狂です

(眠い目で書いた昨日の文を書き直して、さて、続きです) 殺害時と切断時の精神状態に差があったのかどうか、それが問題なのですが、現在ならぬ過去の、しかも連続する両時点それぞれの精神状態を区別して推測する材料としては、基本的に殺害と切断という行…

 ややこしや〜、あるいは自己言及的推論

猟奇的な事件が続いています。 ところで先日、妹を殺しその遺体を切断した被告に対して、判決が出されました。殺人行為については「有罪」、しかし遺体損傷行為については「無罪」、ということらしいのですが、これはどういうことなのでしょうか。短い新聞記…

 少数民族

鈴木孝夫・田中克彦両氏の対論(『言語学が輝いていた時代』、岩波)が、オモローです。何度も書くように、単行本は買わないので、これも知人の机に見つけ、まだ読んでいないのを借りたのですが(^_^;)。とにかく、両巨頭の話は縦横無尽・・・ いや、今は本の…

 自然よりも人が

昨夜の久しぶりの停電は、めったにない機会なので近所の闇でも愉しもうかと思う間もなく、突如回復しました。PC仕事も録画録音の類もしていなかったので、実害もなし。とはいえもちろん、拍子抜けだなどとけしからんことをいっていられるのは、ふつーの境遇…

 停電

世の中がそうなのだから仕方がないが、どうも暗い話ばかりで申し訳ない。というか、書く方も気が滅入る。どうでもよいような身辺雑記なども入れて、なるべく更新を多くしてみよう。とはいえ・・・ 夕方、知り合いのT氏に会った。「いや暑いですねえ」「全く…

 知恵のある役人

訴訟に負けると相手に報復。(→先日の記事)。 知恵と権力のある人々による「お礼参り」であるが、今日の新聞によれば、大阪府羽曳野市にも大層悪知恵のある役人衆がいるようだ。 生活保護の申請をした女性に、担当の男性職員が「夜自宅に行く」という電話を…

 誰何する灯

人通りのない夜の住宅地を歩く。 所々で侘びしく道を照らす街灯と、玄関の灯りが頼りである。 街灯は、もちろん防犯灯と呼ばれる機能ももつが、しかし普段は、町内を行く人々の足下を照らすためにある。そして家々の玄関灯は、帰宅する家人を迎え、時には訪…

 知恵のある人々

以前、こういうことがあったと聞いた。 どこかの県庁か市役所の職員で、形式はパート雇用だが、実際には長年正規職員と同様の仕事を担わされ、にもかかわらず待遇面で大きく差別されたまま・・・ということで、ある女性職員が不当を訴え、裁判所は、毎年連続…

 おぼろ半月

ミャンマー同様、中国でも、大変な事態に直面しつつ人的支援を拒否しているということだったが、中国政府はようやく一部受け入れることにしたという。もちろん、即入国できていたとしても、レスキュー隊や医療チームが、崩れた小学校の下にいる子供たちのと…

 赤い旗の下に

少なくともかつて中国は、赤い旗、紅旗を高らかに掲げた国であったが、チベット(だけではないが)の併合と民族自決運動への激しい軍事弾圧は、その旗の下に本格化した。そういえば中国はミャンマー軍部独裁政権をバックアップしているし、北朝鮮軍部独裁政…

 私たちの暴力

韓国で、21人殺しという大量殺人事件が起こり、犯人が逮捕されたという。といっても、いわゆる「理由なき」「無差別」殺人ではない。慈善団体の者と偽って金持ちの家を訪れ、対応が冷たい家を選別して、殺したのだそうである。「腐るほど金を持っていなが…

 殺して儲ける世界システム

ガソリン、食品・・・の値上げを実感しながら、私たちは、それらが国内経済だけの問題ではなく、世界的な原油や食料の価格高騰に連動していることを知っています。それでも私たちの多くは、まだ何とか食べられるので、節約術とか生活苦といった次元の話題で…

 ついにこの日が

知らなかったが、 「ついにこの日がやってきた。音楽関係者のみならず、多くの国民が待ち望んだことだろう。音楽放送使用料をめぐり、「社団法人日本音楽著作権協会」、JASRACに公正取引委員会のメスが入った。」(HNN) のだそうである。 「日本は音…

 警察に決めてもらう自由

ネットの功罪はいつも議論になるが、最近また自殺法紹介サイトが大きくとりあげられた。 新聞に管理者発言が載っている。「表現の自由があるので勝手に削除できません。警察の要請があれば削除しますが。」 このどこがおかしいのか、といわれるのだろう。昨…