ブサ〇〇じいさんポチになり

 「美人とはいえない、おばさん」という問題発言だけでなく、名前を間違え、初めての女性外相だと無知をさらし、と、どうしようもない「じいさん」ですが、対して、上川氏が、「あそう先生」の発言を苦笑しつつ聞き流すだけという「大人の対応」をしたとして、称賛する声が少なくないようです。
 が、「大人の対応」への称賛は、セクハラ発言を聞き流さずに抗議するような「大人げない対応」への暗黙の非難になっているということが一つ。もう一つ、「我々から見て」大臣はよくやっている、という言い方が気になります。つまり、大臣よりも上に、「われわれ」という男の権力中枢があるというのが、彼(ら)の意識なのでしょう。
 ところで、「じいさん」は先日訪米したそうですが、その理由について、中田絢子記者が、永田町関係者の間で噂になっていたことがあったと伝えています。それは、「じいさん」の訪米理由の一つはトランプ氏と接触することだろうという観測です。結局会えなかったのですが、代わりにト氏に近いハガティ上院議員と懇談。当人は、「こちらが足を運んだことで先方に会おうとした証拠を残したことになる」、と周囲に語ったようです。

 どうでもいいことですが、昔の童謡の2番でも唄っておきましょう。
  ブサ〇〇じいさん ポチになり
  尻尾を振りに 行ったれば
  ガラクタ 兵器を
  買わされ ガラガラ