2008-01-01から1年間の記事一覧

 ガザの今

いつものことながら殆ど報道されないが、わずか東京都の半分ほどのガザ地区に、イスラエルが激しい空爆をかけて数百人を殺し、更に、地上軍を侵攻させようとしている。 原因とか理由とか経緯とかより何より、子供を含む大量の民間人を無惨に殺す軍事行動が許…

 NHKのやり口

NHKの教育テレビが、今日は、午後から9時半までだけの放映という。 新聞のテレビ欄は、しかし、空白ではない。結構たくさんの文字がある。新聞社が書いたのではなく、NHKが書いた文になっている。読むのも馬鹿馬鹿しいが、ひとことでいって、「エコのために…

 安全圏

今年最期のガソリンをいれた。例の時期には確か最高176円という記憶があるが、それが昨日は97円/L。これも、どこかで「百年に一度」の経済激変に連動しているのであろうから、単純に喜んでばかりはいられないのだろうけれども。 だが、どこを開いても…

 どうでもよいことながら

こういう時は、ネットというのは便利で、物知りの方があちこちにおられます。 で、ごく簡単にいえば、こういうことだそうです。 吉凶占いの類と暦との関係は深いのですが、明治になって、従来の暦が棄てられ太陽暦が採用されることになった際、それまでの吉…

 妖怪国ニッポン

年末ということで、本屋の棚にたくさん手帳が並んでいます。それもそうだと思って、選ぶことにしました。ところが、選ぶどころではありません。いくつ手にとってみても、全ての手帳に、いらぬ落書きがしてあるのです。 以前、「天文手帳」というのを買ってみ…

 ご同情申し上げます

皇太子妃の「適応障害」の原因は「皇室そのものがストレス」であることだという意見に、「両陛下は深く傷つかれた」と宮内庁長官がいえば、東宮のトップ官僚が、それが「まさに妃殿下ご自身が深く傷つかれている点」だといったとのことですね。 ヨーロッパ随…

 問題は朝日新聞

「物知り」で売っている唐沢俊一という人が、実はトンデモない「物知らず」つまりおバカだということは、結構いわれていることのようです。もちろん、別に物を知らなくてもどうということはないわけですが、物知りだとエバって、それでカネを儲けているのは…

 弱者からこそ奪うべし

脳天気なことを書いていられません。青息の町工場の人々、仕事と住所を取り上げられた派遣の人々、給付金さえもらえないホームレスの人々、などなどなど。 アンケートによると、給付金などいらないという人が60数%だとのこと。しかも、貧しい人も含めての数…

 彼にビールを!

(続きといえば続きです) しかし考えてみると、というほどのことではありませんが、「彼は貢献者だ、彼の貢献に報いよう」というのは、結構根が深い問題のような気もします。 公園で小さい子供たちがワーワーとボールを蹴りあっている時には、ゴールと決め…

 ノーメンクラツーラ

そういえば、事実上特権階級だったわけですが、「階級なんかはない」ということで、結局あれも、「貢献の対価」と説明されていたわけですね。国家と社会は一体となっていましたので、社会に対するつまり国家に対する貢献の大きい人を、社会つまり国家が評価…

 あいつらは当然

続きですが。 しかし、「卑しい見方」はいけません。3ヶ月で退職金32億、17才で年収1億、時給1000万、いいじゃないですか。真っ当に考えればオカシクないかといいましたが・・・でも本当は、そんなことはどうでも良いのです。 貨幣には人を「評価」する力…

 人は何で評価するか

町田氏のその本にある例の紹介ですが、 証券大手モルガン・スタンレーの社長に就任した男が業績不振で僅か3ヶ月で退職・・・つまり普通のいい方なら「クビ」ですよね。ところが僅か3ヶ月でクビになったその社長の退職金が、何と32億超円! 一方、ポラロイ…

 ニューヨークの場所 

更新があいてしまいました。 もともと身辺雑記的なことは書かないし(有名人かギャルか変人か、あるいは余程の文章家か、でもなければ、そんなもの面白くも何ともないですしね・・・いやこれは、前に書いたような気がします)、それで、適当に、無責任なツッ…

 窓口まで行けない人たち

新聞によれば、迷走給付金について首相はいったそうですね。 所得制限は面倒なのでしない。金持ちでも窓口まで「行く人がいるかもしれんが、市町村の窓口で、自発的に自己申告でやってもらった方が簡じゃないの」。 高給ホテルのバーで葉巻を吸っているよう…

 オバマは黒人?

オバマになりました。 何だかんだいっても、47才で祖母が外国にいる人物を選んだ、アメリカという国の、というよりアメリカの人々の底力に対しては、素直に評価し、祝福したいと思います。少なくとも、選挙もなく次々と2世3世のボンクラが選ばれるのを黙…

 日向子さん

ここのところちょっと忙しく、更新せず、してもろくなことを書いていません。 いや、じゃ以前はまともなことを書いていたのかといわれると困りますので、忙しさのせいにしたことは取り消しますが。 ともかく、事実、少し忙しいのです。 なのですが、『ユリイ…

 見なくてもよかった

駄文を書いた手前、見てなかった「ハウル」も見ましたが、見たといっても、宮崎さんには大変失礼ながら、根気が続かず何回かに分けてで、しかも数日後「そういえばまだ終わりを見ていなかったな」と思ったら、「なんだ見てたんだ」となったお粗末。いや宮崎…

 プロなら技を

テレビでこんなようなことをいってる人がいました。正確な再現ではないので、名前はやめておきますが。 「まあ、あまりにも強く否定されますとね。かえってちょっと、ということになりますよね。例えば、日本へ来るアメリカの原子力空母とか原潜とかも、核兵…

 崖の上のポニョ、もしくは、フジモト家の不幸

こういうご意見を頂き、なるほど、と思いました。 たけくま氏のいうような、「何も考えずに好き勝手にやった」という面もあるかもしれませんが、逆に、「考えすぎて変になっちゃった」、とも読めるのでは。ハウルを見た人から、「クラリスにはじまり、やっぱ…

 いまごろポニョで、なんですが

期待しないで見てきたのですが・・・ と書くと、普通は、それが案外面白く・・・、と続くのでしょうが。 何しろ、専門家(漫画家)の、こんな感想もあるほどですし。 「や〜〜も〜〜かわいくて楽しくて美しくてドラマティックで荘厳でほんとうにすばらしかっ…

 もしかして

いやあ、何か大変みたいですねえ。と騒ぐと、またそれで大変になってゆくということなのですから、やっかいな事態です。 ごろごろ平和主義などと、暢気なタイトルにしていましたが、「大恐慌」という言葉なんか使われると、暢気な気分ばかりではいられません…

 自宅でごろごろしている気骨の平和主義者

Wiiや数独などをしている他は、自宅でごろごろしていて、勉強している姿など見たことがない。書斎などはなく、喫茶店で考えごとをしているようだ。大の英語嫌いで、国宝級の出不精だから、海外へ行ったこともない。・・・もちろん、当該研究の成果を出した当…

 この世の真実

「この世の真実を私は悟った。一言でいえば、何もないということである。この世の中には、何もない。善もなければ悪もない。だから、私には悩みがない。もちろん自分の過去への反省もない。後悔もない。悔やんでいることもない。」(『週間現代』記事の記憶…

 ロバは助けないか

「金をあちこち動かすだけで、これまでさんざん儲けてきやがって。で、自分たちがしくじると、何かい。俺たちからむしり取った税金で、尻ぬぐいさせようってのかい。なんで俺たち貧乏人が、超金持ち連中を助けなきゃならないんだ。ごめんだね。 金融会社が潰…

 コイズミ改悪

更新しないまま1週間ほど過ぎました。 気温がぐっと下がり、大国アメリカや中国で大騒ぎが起き・・・小国でも首相が代わり大臣が辞めました。昨今、政治家というのは最も世襲しやすい職業でしかないので、大したニュースにもなりませんが。 「自民党をぶっ…

 遂に・・・

昼、イタリアン・レストランに行った。といってもチェーン店であるが。パスタとピザを注文した。といっても勿論ひとりで両方ではなく、二人でであるが。 待っている間に、ふと見ると、「Toletta」という表示板があって、トイレなのだろう。といってもイタリ…

 不公平を守る

全く当たらなかったじゃないですか、とメールすると、「いや、面目ない。削除してもらいたい」、といいながら、「お詫びに、別の予言を教えよう」、といいます。当たらない予言の取り替えなんて全く信用できませんが、とにかく、こんな予言だそうです。 <次…

 だめだこりゃ

私は日頃、何占いにせよ、その手のものは全く信じていないのですが、たまたま兵庫のおじさんから、知り合いの女占い師に聞いたということで、次のような予言がメールで送られてきました。 (オザワさんが倒れるがすぐ回復する、という予言だったのですが、当…

 番外の2:覗きたいか

一週間も乗らなければバスの窓から見える東京はたちまち変わってしまう。「いや、ごめんください」といって老人が降りて行ったあと、どうしてこんな店がまだ残っているのか、「鋸目立て屋」が見え、「油揚屋」が見える。「切った豆腐の列、油を煮立てた平釜…

 番外編、寺山修司「路地」覗き魔事件

「覗き魔時代」という題を使ったので思い出しましたが、そういえば昔、寺山修司「覗き魔事件」というのがありましたね。但し、独断と偏見、ウソから始まりますので、以下は虚言口調にいたします。 ・・・・・「私の嫌いなものは、太宰と青森だ」、と寺山は書…