2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 漱石 1911年の頃 29:何かと何か2

さて、話に戻ります。 長野講演と関西講演の演題を、改めて全部並べて見ましょう。 6月18日 教育と文芸 長野 8月13日 道楽と職業 明石 8月15日 現代日本の開化 和歌山 8月17日 中身と形式 堺 8月18日 文芸と道徳 大阪 すぐ気が付くように、和歌山以外の講演…

 北のような国になりたい

福島も沖縄も憲法も原発もTPPも増税も福祉もその他全ては遠くのこと先のこと、とにかく今日明日、目先の景気だ、という予定通りの結果になりました。もちろん景気とやら自体が怪しいのですが、それもまた先のこと。 いま民主主義といわれているシステムは、…

 漱石 1911年の頃 28:何かと何か1

世の中には理不尽なことが既に余りにも多いのに、その上さらに次々と理不尽なことが起こります。駄文はそろそろ終わりにしましょう。 寄り道ばかりしてきましたが、出発点は、単純なことでした(→念のため、こちらです)。漱石が1911年に和歌山でした「現代…

 漱石 1911年の頃 27:食堂車と人力車3

*(先日15日の記事で勝手に引用言及させて頂いた藪野さんから、コメントを頂きました。「こころ」の人物年令や家の間取りについて興味を持たれた方は、コメントをご覧の上、藪野さんのサイトをご訪問ください。) さて、漂流ばかりが長くなってしまいました…