合掌

 もはや今さら、いうこともありませんが。
 手詰まりだめ詰まりの底の底をステップボードに乾坤一擲、既に問題部隊の大部分をグアムに移すことを決定しているアメリカに、残り僅かのお引き取りを迫るというストレートな策にでる、という明るいストーリーは、まだ可能性ゼロではないとはいえ、今更ながら抑止力などと口にするあの方を見ていると、はやり先ずダメのようですね。
 といってももちろんこのダメは、予想範囲にあったダメです。やれやれ。
 しかしまさか、手詰まりだめ詰まりの底までは行くのでしょうね。まさかまさか、だめ詰まりの寸前で、「苦渋の決断」など起こらないのでしょうねえ。合掌。