賭博は遺憾

 ギャンブル、賭博という行為が、当人にとっても、また社会的にも有害・・・なら当然、公営賭博もまた甚だ有害です。
 賭博そのものは有害でないとすれば、それを取り締まるのは、当人のためではありません。では誰のためでしょうか。
 今さらいうほとのことではありませんが、競輪競馬競艇を主催する自治体や団体の利権のためであり、パチンコ業界から高額なミカジメ料を取っている巨大警察利権のために他なりません。
 昔の宿場にはそれぞれ親分がいて、宿場の賭博を全て仕切り、一家の賭場でアガリを独占して勝手に盆を開くことは許さないか、特に認めた場合にはカスリを取りました。
 今では公的団体が、親分の仕事をしています。いや、昔の親分さんたちは、賭場は独占していても、建築現場で大工さんたちが昼休みに花を引いたりするような、庶民の楽しみはまでは口をだしませんでしたから、今の方が、はるかにあくどい親分さんです。
 お相撲さんたちも、こわい親分さんに楯突いたのはまずかったですねえ。