コンビニ

 省エネをはじめいろんな理由から、24時間営業はいかがなものかという声があがって、コンビニ規制の動きがあるようです。
 うちにも「冷蔵庫」がそれなりの近さにあって、「冷蔵庫」というのは、仮に超大邸宅に住んでいるとすれば、居間から遠いキッチンが、まあ大体あのあたりにあってもおかしくないなという距離だからですが、いやもちろん、超大邸宅の住人なら、座ったままベルを振るだけでよいのであって、小銭入れを手につっかけサンダルで行くことはないのですが(^_^;)。
 ところで、規制には、当然反対の声があがっているようで、先日も、規制是か非かという話題を振られたタレントが、「コンビニがなくなると不便です〜。夜中にアイスクリーム食べたくなっても、買いに行けなくなりますし〜」、なんていっていました。さすがに司会者も苦笑いをしていましたが、ただし、そこでおバカといってはいけません。
 便利になるということは、<これまでは夜中にアイスクリームが食べたくなっても食べられなかったが、ところが24時間コンビニが身近にできたことで夜中でもアイスクリームを食べられるようになった>、ということでは決してありません。
 <これまでは夜中にアイスクリームを食べたいなどと思ったこともなかったが、ところが24時間コンビニが身近にできて夜中でもアイスクリームが買えるようになったので、以来時折、夜中にアイスクリームが食べたいと思うようになった>、というのがほんとのところです。
 つまり、その意味で、先のタレントも、いわば便利が生み出した被害者なのですから、司会者が、「あなたねえ」と、一方的にバカにするのは、少し可哀想な気がしなくもありません。
 とはいえ、私個人は、うちの「冷蔵庫」の扉が夜中に開かなくなっても、一向に不便は感じません。・・・何しろ超大邸宅の住人ですから、夜中にアイスクリームを食べるなどという、そんなはしたないことは、もともとしたことがないからです。
 さて、今日はまた、ろくでもないことを書いただけですね。ちょっとコーヒー・プレイクにしましょう。何かお菓子でも・・・・・っと、小銭入れはどこでしょうか。