環境キャンペーンと原発利権

 原爆の日
 「世界に原発を広めるにはどうすればいいか?」「原発推進派によって作られた地球温暖化データ」。「エコ伝道師」「ゴアを取り巻く原子力人脈を暴く」・・・
 新聞広告によれば、「週間朝日」最新号のトップは、「ゴアと原発利権」という記事のようです。いつものことながら、買わなくても見出しだけで大体分かるのはありがたいことです。いや、申し訳ないことです(^_^;)。
 私も、7/20に書いていますが、温暖化キャンペーンという戸板の裏側には原発推進という死体が括り付けられているということは、マスコミを妄信しない者なら多かれ少なかれ予想してきたことでしょう。ただし、「週刊朝日」が記事にしたということで、朝日は原発推進派だと思っていた私は謝るべきなのでしょうか。または新聞と週刊誌の間に興味ある溝ないしは分担があるのでしょうか。後者の気がするのですが、この点はしばらく保留にしておきましょう。ま、それほどの問題ではありませんが。
 というようなこともあるので、もうひとつ。これも当たり前のことですが、温暖化キャンペーンにからむ利権もあれば、反温暖化キャンペーンにからむ利権もある、ということを付け加えておきましょう。全く、振り込め詐欺なんてかわいいものに思えるほど、もちろんそんなことはありませんが、ともかく、世界的な詐欺や利権の網が幾重にも張り巡らされている、油断も隙もない世の中です。
 (念のため付記:「温暖化」はガセだとかキャンペーンすべきではないと断定しているのではありません。そういえば昔、ソ連を利するなどと「反核」運動に「異論」を唱えた人がいましたね(^_^;)。)