「正しい」言論

(翌日書換)
 アメリカの大学での銃による大量殺人事件を聞いて、これにより流石のアメリカでも銃規制が必要だという声が大きくなるだろうが、厄介なことには、全く逆に、「事件をあれほどひどいものにしたのは、大学が銃規制をしていたからだ。銃規制が間違っていることが証明された」などという奴も出てくるのじゃないか、というような主旨の短文を書いた。少しリアリティをもたせた<主張>を創作した後、最後の一行に、「本当にこういうことをいう奴がいそうだなあ。寝覚めが悪い。」と書いたのだが、ところが・・・。今日の新聞をみると、むしろそのような声の方が大きく、規制反対派が勢いづいているらしい。
 ということで、昨日書いた文は削除することにした。世の中「進んで」いる。つまり、私が遅れている。
 もちろん、長崎の事件をあげるまでもなく、日本でも無関係なことではない。