「復興ゴリン」が汚染水放流、「おもてなし」が観客締め出し、「コロナに勝った証」が国民大感染下での強行。もはや何をかいわんやです。
しかし、一番欲しいのが支持率だとすれば、8割以上が反対する強行姿勢をなぜ維持し続けるのでしょうか。もちろん国民以上に怖いアメリカから是非やれといわれているなら別ですが、今回はそうではないようですし。
それでも強行しようというのは、もっと欲しいものがあるからなのでしょうか。金か利権か両方か。でもその辺の追求はなくて、マスコミは、「五輪代表決まる!」というニュースを連日報じて、頑張って出場権を勝ち取ったこの選手に出場させてやりたい、という雰囲気を作っています。
しかし・・・ これだけ反対の声大きいのに、これだけ国民が支持していないのに、という疑問は、間違っているのかもしれません。もちろん、金や利権その他のこともあるには違いありませんが、それでも、国民から支持されなくても強行するのだ、というのは、余りにも計算が合いません。
しかしもし、国民に「支持されなくても強行する」というのではなく、国民は「強行すれば必ず支持する」、と思われているのだとすれば。
いま反対していても、開会式をマスコミがブチあげて、連日の競技が始まれば、熱狂国民はコロッと意見を変えて、「やってよかった」「強行姿勢を貫いた政府はエライ」となるに違いない。どうやらそう思われているフシがあります。
「国民」はなめられているのです。
確かに、モリカケサクラをすっかり忘れて三度目の安倍でも受け入れかねないのでは、なめられても仕方ありません。