2008-01-01から1年間の記事一覧

 ネバドロ(3)

「忘れる」ということを特技とする私ですから、似た話を前に書いたことがあるような気もします。が、書いたとしても最近ではない筈なので、気にしないことにします。もし最近だったらお笑いください。しかしそれより、こういった分野については、非常に詳し…

 ネバドロ(2)

毎日更新はやめようと思いながら、昨夜なども睡眼朦朧で書いたため、おかしなことになっています。戦争の話で書き出しながら、最後の「粘液質」は、「エイリアン」が頭に浮かんだからでしょう。でも、あれは「戦争」じゃないから、筋違いですね。まあでも、…

 悪役ネバドロ

「いわゆる西部劇」などの話をしましたが、「いわゆる戦争映画」もまた、もはや消えて久しくなりました。 「いわゆる西部劇」のように、「インディアン」と撃ちあって爽快感だけ感じさせるなどということはもう絶対できませんが、戦争についてもまた、ベトナ…

 後からの証言 

ニュースは足が速いので、例の加藤容疑者(以下、Kと略記)も、早くも過去の人になりかけています。些細なことながら、ちょっと怪しいなあと思ったままになっていることがあるのですが、まあ多分、実はちっとも怪しくないのであって、私が勝手に怪しんでい…

 サミットとコンビニ(6) 

「パッケージ効果? 「行列のできているラーメン屋は美味い店に見える。 「ラーメンの話はもういいですから・・・ 「先ほどから次の話に進もうとするとストップさせるからだ。・・・街中で突然、男が女に掴みかかり女が男を突き飛ばして逃げようとしていると…

 燃えた「バカボン」

一日一件で来ましたが、気分が悪いので、特別に口直しを。 「バカボンの旗燃やされる 東京・青梅」、というニュースの見出しを今見ました(毎日)。本文には「赤塚さんの代表作「天才バカボン」などのキャラクター」が描かれた旗だとあり、読売では「「天才…

 サミットとコンビニ(5)

(全てフィクションながら(ゆえに)予定外の方向へ流され困りながら途中下船もできず・・・) 「先ほどいいましたように、あくまで例えばの話ですが、現場の責任者である班長が実際に差し迫った危険がある判断した瞬間に、「停止」と叫び、信号を赤に変え、…

 サミットとコンビニ(4)

(乗りかかった船が甚だ面倒ながら途中下船もできず・・・というわけで) 「総合的危険か。もうひとつ分かり難いな。端的にいうと、どういうことかね。 「え〜、端的にといわれましても困るのですが、例えばですね、あくまで例えばということですが、進んで…

 サミットとコンビニ(3)

「〜現代の商売というのは、客を「待って」売るのではなく、断然積極的に欲しいと「思わせる」。ポジティヴ商売というやつだ。そういうことで、企業はコマーシャルにものすごい金をかけておる。 ところが、ありがたいことにだ。われわれの場合は、コマーシャ…

 サミットとコンビニ(2)

「〜ということであって、マスコミは今回の警備には好意的であるが、なお一部には過重警備ではないかとの声もあるやに聞いておる。もちろんしかし、そういった極く一部の声に萎縮して、警備に遺漏があってはならない。粛々と任務を遂行すると共に、公務執行…

 国語問題 

問題 次の文を読んで、下の問いに答えなさい。 8日午前7時25分ごろ、京都府京田辺市〜交番のトイレで、田辺署〜の男性警部補(55)が頭から血を流して倒れているのを同僚の田辺署員が見つけた。〜府警は拳銃で自殺を図ったとみて調べている。〜 田辺署の…

 サミットとコンビニ(1)

「北の大地」で会談だそうです。われわれが世界を動かしているのだ、という気分の連中が集まるわけですが、しかし、世の中には、今の世界はうまく動いていない、という気分が充ち満ちていますので、妨害されると大変と、付近一帯は、準備段階からものすごい…

 廃絶

(危うく、毎日更新が途切れるところでした・・・とりあえず更新) オリンピックが近づいて、うるさいことです。 東京都、というよりシンタロウ氏がやりたいようですが、どうも世論は盛り下っているようで、先日の新聞アンケートでも、反対意見の方が賛成よ…

 コンビニ

省エネをはじめいろんな理由から、24時間営業はいかがなものかという声があがって、コンビニ規制の動きがあるようです。 うちにも「冷蔵庫」がそれなりの近さにあって、「冷蔵庫」というのは、仮に超大邸宅に住んでいるとすれば、居間から遠いキッチンが、ま…

 日本の恥は日本の文化

昨日はああいいましたが、でも最近は、ズバリ「羞恥心」というグループも人気だそうで。 天然ということばが消えたかと思うと、ご承知のように、おバカが大流行しています。 どうせ虚構の世界にしても、芸を天然と見せる芸も浅い天然、お笑い芸人はもちろん…

 日本の恥、という日本の恥

どこか海外の落書きだらけの場所ですき間を見つけて落書きした人たちがいたらしく、指摘されて開き直ったわけでもなく深く反省しているのであれば取りあげるほどのことでもないものを、ご丁寧に学校名が分かる写真までつけて全国版で掲載放映し、どうするさ…

 辺見庸、チェット・ベイカー 

辺見庸がチェット・ベイカーのことを書いていたので立ち読みを始めたのだが、あまりに長いので、『PLAYBOY』を買ってしまった。晩年には注射できる血管がなくなり、頸動脈や陰嚢に注射針をぶっ差していたという話さえ、もしかすると本当だったのかもしれない…

 訂正、もしくは「モロッコ」という西部

「大草原の小さな家」に触れたとき(→ここ)、こんなことをいいました。 かつての西部劇には、「インディアン」が(差別的にではあれ)出てくるが、「大草原の小さな家」では、開拓農民を描きながら、彼らによって殺され追い払われた先住民いわゆる「インデ…

 煙草と長生きと(2) 

「ねえ。昨日の話だけど。森永さんが、何いってるわけ?」 「ああ、だから、喫煙によって国民医療費が増えるといわれている問題だよ。」 「でしょ。喫煙者は肺がんなどになる率が高く、それだけ医療費がかかる。その分、保険で国が負担する分が増えて、税金…

 煙草と長生きと

日本の煙草は比較的安いのだそうで、この際税率を上げて、一挙に一箱1000円位にしたらどうか、という動きがあるようです。未成年の喫煙予防などいくつかの理由があるのでしょうが、税収増というのもひとつの狙いになっているようです。 森永卓郎という人がい…

 経済コラム(また)

もう書きたくはないのですが、先日のことがあったので、ちょっと目をとめたところ・・・・ 例えばある日(24日、龍)のコラムでは、秋葉原事件が取り上げられ、「〜日本自動車産業の現場派遣労働者としての過酷な経験がこの事件のきっかけとなっていたことに…

 経済コラム(2)

すっきりしない読後感ということですが。 例えば、先のコラムは、「ひとえに」「企業」が元凶だと書いていますが、これはちょっと、人ごとのような書き方ではないでしょうか。署名者個人がどうだったのかは別として、あの頃、新聞をはじめとするマスコミは、…

 経済コラム

新聞で一番見ない株価欄ですが、先日(20日朝日)ふと、経済コラムの、「貧困再生産」という見出しが目にとまりました。(<安曇野>というペンネームですが、経済記者が書いているのでしょう。違っていたらすみません。) 読んでみると、特に問題ないことを…

 ヤッターマンもホンモノ志向?

ドロンジョを追って中国らしい国に来ているヤッターマンが、出会った少年に連れられて行くと、そこはダンボールで何でも作ってしまう工房です。見事な出来映えに驚くヤッターマンに、少年は、「レプリカといってよね」と自慢しますが、ヤッターマンはお説教…

 「お願い」ですか

帰ったのが、今、あと僅かで今日も終わりです。というわけで、写真だけ。 遠慮しながら携帯で撮したものですし、大きくするのも何ですので読みにくいですが、見かけた看板が面白かったので。 「お願い」という見出しで、「見つけ次第」と脅かされます(^_^;)…

 「やらせ」報道

あいりん地区で連日続いた、労働者たちの西成警察署への抗議行動のニュースには、「暴動」という見出しがつけられ、選ばれた粗暴な行動の映像が繰り返し放映されていましたが、18日に、労働者を支援していた釜ケ崎地域合同労働組合の委員長が同署に逮捕され…

 いわし

昨日の記事に至るまで、前書きをだらだらと長く続けてしまったので、今日は短く。といっても、いわしがあまりにもきれいだった(写真)というだけのことですが、梅雨鰯ということばもあるようで。 ちょっとおまけ・・・・・「いわし」の語源説は、「弱し」と…

 少年よ、大志を抱いてどうなるか(7)

気の短い方に誤解されないように、念のため、殺されたり傷つけられたりした人々にはそれぞれかけがえのない歴史があり、もちろん殺人傷害は許されるべきことではないと、蛇足的前置きをつけた上で、以下は、毎日新聞6月16日配信記事(井上英介まとめ)(→href…

 少年よ、大志を抱いてどうなるか(6)

毎日更新ということで適当に書いているため、脱線続きで本筋が見えなくなってしまったようですが,が、あと数分で日付がかわります。取り急ぎ・・・ 昨日の末尾に、こう書きました。・・・・・ クラークが呼びかけたエリート青年たちには、どう転んでも、それ…

 少年よ、大志を抱いてどうなるか(5)

今日は本筋が短いので、もうひとつ横道のおまけに、医者の例でも前に付けましょうか。 維新後の制度改革は、各分野の人材についても再編をしてゆかねばなりません。旧役人を新官僚にしたり、旧武士を新軍人にしたりなどなど・・・・それぞれの分野で、実にや…